2019年2月23日土曜日

起業までの経緯

最近、とある会社の某企画にて、
なぜ起業しようと思ったのですか?起業までの経緯を教えてください。」
と質問されました。

この事は、今まで何度も話しているので、知ってる人は御存知だとは思いますが、
改めまして、今日はそんな質問に答えます。


元々高校を卒業してからファッションデザインの学校に進みたかった。
けど、当時遊びに夢中で車なんかも欲しかったし、まわりの友人達に流され、遊ぶお金欲しさに就職する事に急遽進路を切り替えた。

その時、簡単に就職出来ると思ったのが、父が大工していたので、その父の下で働く事。

そのまま、好きではない仕事で、親に甘えて、だらだらと7年。。

時代も変わり父の仕事も安定しなくなり、将来の不安を感じ始めた。

ずっと親のすねをかじってばかりで、そろそろ他人のメシを食って、社会の厳しい風に当たらないと、この先まずいんではないか?


そのタイミングで知人を通して、大工さんを紹介してもらい、違う親方の元で2年働いた。

その2年は、今まですっと親に甘えてきた自分にとっては、かなり厳しい現実を知る2年間だった。ですがその反面、技術的にも内面的にも一気に鍛えられた。

ですが、時代の変化は恐ろしい。
そこでの仕事も安定しなくなり、道に迷った自分は、若気の至りの勢いを借りて、おもいきって大工として独立の道を歩んだ。

その時、自分は大工としての技術はまだまだ未熟だったので不安いっぱいの独立でしが、
実は少しだけ、何故だか?どこか空自信があった。
その理由は、自分には2つだけ得意な事があった。

1つは「人付き合い」

基本、人見知りをしない私は、趣味などを通して、独立当時にまわりにたくさんの仲間がいた。

そして、その仲間達が何か自分で商売を始めようとした時に、普段の遊び付き合いからの延長で自分に仕事を頼んでくれた。

そういった年齢層問わず幅広い方々との日頃の付き合いから、独立した時も仕事がないと、困る事はほとんどなかった。

 
2つ目は「デザイン」

元々、デザイン関係に進みたかったぐらいでしたので、デザインという事が好きで、どちらかというと得意だった。

その武器がこの時、まさかの建築にいかされた。

当時、お店作りに求められていたのがデザインでした。
(もちろん、今もそうですが、今はそれだけではない時代です。)

私は自分でかっこいいと思ったデザインを考えて、お店作りにガンガン提案しまくり、それをたくさんカタチにしてきた。

結果、そのデザインは皆に認められて、仕事が更に忙しくなった。


この後は、このスタイルで十数年とやってきているだけで、実積と共に今はデザインを武器とした建築会社として、少しだけまわりの方々に知ってもらえるようになった。

その後は、リピート、リピート、紹介、紹介、たまに過去の実積も見て共感して頂いた方からの新規案件の繰り返しで、現在の仕事受注が成り立っています。

結論、元々若い時に自分がやりたかったデザインが今の仕事に結びついた。
こういった事は奇跡であって運命かもしれません。
 
今となっては、とてもやりがいのある仕事だし、こうしてこの仕事をしていて良かったと心から思っています。


けど、ファッションデザイン方面に進んでいたら、実際どうなっていたんだろう。。!?

今でもたまに思います。
考えても仕方がない事ですが、我ながらすごく気になるんですよね。(苦笑)

仮に、死んで生まれ変わって、もう1度人生があるならば、
その方面にトライしてみたいです。

それか今からでも遅くない!?
冗談です。(笑)

今は目の前の仕事を1つ1つ丁寧に頑張るだけです。


それでは皆さん!素敵な週末を!

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